価値が高いオールドグッチとは?買取相場も紹介
ハイブランドファッションには定番からトレンドを取り入れたものまでさまざまあります。常にリリースされる新作に目移りしそうになりますが、逆にヴィンテージやアンティークといったブランド品も実は根強い人気があるのです。
ヴィンテージはかなり昔の商品かつ生産終了したものなので、手に入れるのが難しいのが特徴。現行品より価値が高いモデルも多く、中古買取市場での相場は安定して高い推移を示しています。
今回はグッチの「オールドグッチ」について、詳しく解説します。
オールドグッチとは
オールドグッチとは、字のまま古いグッチ商品のことです。アンティークやヴィンテージといった意味でもあります。
オールドグッチという名称はグッチが公式に使用しているわけではありませんが、世間では主に1970年代、1980年代までのグッチ商品を指しています。
今もなお愛される数々のグッチのアイコンがふんだんに取り入れられたオールドグッチは、グッチの歴史を感じる名品揃い。
昔の古き良き伝統的なグッチらしさが反映されており、その独特の世界観に魅了される人が数多くいます。
そんなオールドグッチは、1993年にグッチ一族が経営から退いてからは生産が完全終了し、クラシカルなスタイルから現代風へと徐々にシフトチェンジを遂げます。
このオールドグッチの以後は、ブランド刷新により経営陣はもとよりコンセプトや方針、デザインにいたるまで大幅に変更されることになりました。
大変魅力あるオールドグッチの品々ですが、グッチ一族の争いによって消え去ってしまったコレクションでもあるのです。
現在のグッチの生産手法とは違い、職人の手作りによって作られていたオールドグッチはそもそも流通数が少なかったですが、現在のお宝品ともいえるオールドグッチの扱いにより、よりプレミアが増している状況です。
年々流通数は減り続け、中古市場での買取相場も上昇が続くとみられます。
大変価値あるオールドグッチは、いつしか幻の存在になるかもしれません。
オールドグッチの特徴。今のグッチとどこが違う?
オールドグッチはレトロでクラシックなデザインが特徴です。
グッチの伝統的なモノグラムパターン、赤・紺・緑のストライプが印象的なシェリーライン、バリエーション豊富な金具など、どれも「これぞグッチ」と感じる世界観。
元の歴史を辿ると、レザー専門店であり、イタリアで乗馬を娯楽としていた貴族向けに馬具も製造していたグッチ。
そういったブランドヒストリーもあってか、貴族的であったり馬具がモチーフであったりというのがオールドグッチには色濃く反映されています。
変わって現在のグッチはというと、オールドグッチ時代と比較して「新生グッチ」と呼ばれるほど、大幅な変化がもたらされています。
ハイブランド界にストリートテイストを流行らせたともいわれる、鬼才デザイナー・アレッサンドロミケーレが2014年に就任したのが大きなきっかけです。
グッチのコンセプトは多様性が増し、アメカジや動物モチーフ、ネオカルチャーのるつぼを体現したかのような個性豊かなデザインの数々が生まれました。
オールドグッチとは違う、一歩先行く未来的な現グッチは超セレブから若者まで幅広いターゲットの心を掴んでいます。
クラシカルなオールドグッチと、いち早くトレンドを取り入れ未来的な今のグッチは対比的な存在ともいえるでしょう。
どちらも違った魅力がありますが、オールドグッチには伝統や歴史から来るロマンを感じずにはいられません。
オールドグッチのリバイバルコレクション
大変希少で価値が高いとされるオールドグッチ。グッチのエスプリを感じるこれらのデザインをミケーレが再考し、新たに生まれ変わったコレクションが大人気です。
なかなか手に入らないオールドグッチが、現代風にリバイバルされてお洒落なだけでなく機能もパワーアップしました。
懐古ファッション好きにはたまらない魅力があります。
パッと見ではオールドグッチと見分けが付かないのもあり、リバイバルシリーズもオールドグッチと呼ばれることもあります。
オフィディア
グッチのアイコンであるGGスプリーム、そしてかつてシェリーラインと呼ばれた赤・緑・紺色を使用したウェブストライプ、これらを組み合わせたシリーズが2018年に発売。(モデルによっては必ずしもこれらが組み合わさっているわけではありません。)
オールドグッチをオマージュし「オフィディア」という名前で生まれ変わり、存分にレトロヴィンテージ感を纏っています。古いけれど新しい、夢のようなコレクションです。
ジャッキー1961
1950年代から1960年代にかけて流行ったジャッキーラインシリーズ。スリムなワンショルダーバッグとしてさまざまなデザインがあります。
かつてジョン・F・ケネディ元アメリカ大統領夫人であるジャクリーヌ・ケネディが愛用していたことにちなんで、「ジャクリーヌ」を略して「ジャッキー」と呼ばれるようになったそう。
スタイリッシュなクロージャー金具はグッチのアイコンとして今や欠かせませんが、ホースビットと同じくジャッキーの金具もオールドグッチ時代から来ているのです。
グッチの前デザイナーであるフリーダ・ジャンニーニにより、ニュージャッキーとして発売されました。
現在はミケーレ手掛けるジャッキーラインのリバイバルコレクション「ジャッキー1961」は、ワンカラーレザーからGGスプリーム、パイソン柄といった豊富なバリエーションが揃っています。
オールドグッチの買取相場
オールドグッチは創業から1980年代ごろに生産され、それらは職人が手作りしていたため同じデザインのものが少ないといわれています。世界にただひとつしかない、そんなデザインも数多いのです。多岐に渡るオールドグッチの品々には出会うことが非常にまれで、その希少性も年々増しています。
買取相場は5,000円から25,000円となっています。価格だけを見ると、そんなに高いとは感じないかもしれません。昔のものなので使用感や劣化は当然あるはずですが、それを考慮してもオールドグッチは高い買取といえるでしょう。
ショルダーストラップといった付属品が揃っていればより高い買取となるでしょう。
アクセサリーコレクションは高額買取になる
オールドグッチの約半数を占めるといわれるのが「アクセサリーコレクション」通称「アクセコ」と呼ばれるものです。アクセサリーコレクションは1972年に設立されたグッチパルファム社から展開をされたラインの一つ。約2万種あるとされるアクセサリーコレクションには、革タグ以外に紙タグ、そして小冊子が付いているのが特徴。「accessory collection」のロゴと「MADE IN ITARY」が記載されているので、確認しやすいです。
アクセサリーコレクションはオールドグッチの象徴でもあり、紙タグや小冊子が揃っていれば高額買取となります。
オールドグッチの買取金額は、お店によっても違います。オールドグッチの買取市場における価値や査定ポイントを熟知しているブランド買取専門店がおすすめです。
今はなきグッチプラスも希少価値あり
「グッチプラス」もアクセサリーコレクションに次いで、有名なラインです。こちらもアクセサリーコレクションと同様に1970年代にグッチが分裂した際にできたラインの一つのため、現在は廃版となっています。実際には他にも分裂時にできたラインは複数あります。
グッチプラスの特徴としては、GG柄の中にPLUSの文字が打たれているパターンを使用したバッグや小物を制作していたということです。さらにこのグッチプラスのセカンドラインとして、グッチパフュームというラインもあり、こちらはさらに希少価値の高い商品となっています。
オールドグッチかつ、リバイバルもされていないラインなので大変珍しく、これも高い買取が見込めます。
オールドグッチはブランド買取専門店でないと正しい査定ができないケースが多いので、ぜひ複数の査定を比較してみることをおすすめします。
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